2010年5月7日金曜日

フットボールアワー

今日は,こちらの 20:00 から,フットボール(ラグビーね)の試合がありました。しかも,ANZAC Test Match というオーストラリアとニュージーランドのナショナルチームどうしの伝統の一戦。そりゃ,みんなテレビに釘付けです。というわけで,僕もテレビ観戦しました。しかも,会場は,ここメルボルンに新しくできた AAMI パークというスタジアムで,これがまたこけら落としということで,試合前からセレモニーなんかがあって,ものすごい盛り上がりでした。

そもそもラグビーをナイトゲームで見るなんてこと,日本ではないよね。試合前にこんなに派手なセレモニーがあるなんてのもね。中継のアナウンサーがこんなに興奮しているのもラグビーではあんまり記憶ないもんなぁ。そりゃもう,日テレか,大阪毎日放送の阪神戦か,はたまた文化放送ライオンズナイターかってくらいのエキサイトぶりでしたよ(この表現わかってもらえるかな?)。

しかし,日本のラグビーも強化しているとはいえ,こんな国とやったら,ひとたまりもないよなぁ,ちゅう感じですよね。痛くするよぉ(←北海道アクセントで読むと感じ出るよ)。そもそも我が国じゃ,いまだに NHK の実況アナがルールの説明してる有り様だからな。「今のプレーはノットリリースザボールと言って反則になりますね」なんつってさ。大体,プロ野球の中継でアナウンサーが「一塁の場合は,ボールよりも早くベースを駆け抜けるとセーフになります。」なんて説明しないだろぉ。あ,NHK を責めてるんじゃないですよ。まだまだ我が国では一般の認知度が高くないよな,という話。NHK のアナウンサーは競技の普及に大きく貢献していると思います。いや,ホントに。

さて,僕のアパートから 3 ~ 4 キロというところで行なわれていたこの試合,テレビ観戦していたわけですが,ちょっとでも雰囲気をってことで,オーストラリアの地ビールを飲みながら観戦しました。ビールの方はですねぇ。美味かったねぇ。Red Hill Brewery の Hop Harvest Ale(写真上)と Scotch Ale(同下)を飲みました。Hop Harvest Ale の方はカスケードホップを使ったエールだけれど,いわゆるカスケードジャンキーの好む,ゴリゴリのカスケードエールって感じではなく,程よく華やかな香りと,それでいてそれなりにしっかりした苦味が特徴の比較的飲みやすいタイプでした。一方,Scotch Ale は面白かった! スモーキーなアロマとチョコレートのような甘みが感じられて,しかも喉の奥でガツンと苦いという。ボディもしっかりしていて,これは好きですねぇ。レッドヒルってよく見たらビクトリア州だな。でも,メルボルンからは結構ありそうだな。現地に行きたいくらいうまいビール見つけました。




あ,そうそう,試合の方は 12-8 でオーストラリアの勝ち。点差だけみると僅差だけど,前半終了間際にオーストラリアが決めたトライで 6-0 で折り返し,後半にも追加点を奪って,一時は 12-0 と突き放しました。NZ は終了間際にやっと 2 回目のトライを奪って食い下がった次第。新しいスタジアムとはいえ,やっぱホームアドバンテージなんですかね。

試合の後,テレビをつけっぱにしておいたら,映画 "Shawshank Redemption" が始まった。なんか幸せな夜だ。

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