昨日は,メルボルンでの実質最終日。僕のオーストラリア滞在 341 日目だった。アパートをチェックアウトして,市内のホテルに移動し,夕方,もう一度,あそこを訪れた。
Brunswick の Thunder Road Brewing だ。
前はまだ稼働していなかったタンク類も既に稼働していてオンサイトでの醸造が始まっていた。何が残念って,このサイトで作ったビールを帰るまでに呑めなかったのが一番残念なんだが…
でも,前にも呑ませてもらった No.2 を再び味わわせてもらったが,前回よりも落ち着いてきたような気がする。エール特有のフルーティな香りが前よりも立っているようにも感じられた。
ちなみに,下の写真はここのブルワーのハービーとコントロールパネルを背に撮ったもの。
そう遠くないうちに,またメルボルンに来る機会があると思うから,その時にはここで作ったビールを思う存分楽しもうと思う。頼むよ,ハービー & マーカス!そして,フィリップ,正子さんはじめ,ブルワリーのみなさん,ありがとうございました。必ず戻ってきますね。
…で,今日は朝のフライトで香港に移動。去年の 4 月の時点で予約していた航空券では,今日のうちの東京に着く予定だったのだが,昨年,キャセイパシフィックが羽田就航を決めた際に,成田便が減便したことと,今回の震災の影響で運行スケジュールに変更が生じたことで,僕の予約した便には乗り継げないことが判明。今週の月曜の時点で,ここ香港に 1 泊して明日の便で東京へ帰ることになった。ストップオーバーで,キャセイに指定された宿泊先は空港直結の Regal Airport Hotel。悪くない。
せっかくだから,夜の香港を味わおうと思い,ホテルで夕食をとった後,街をぶらついた。初めは観光客っぽくビクトリアピークにでも行こうかと思ったんだが,空港からだとちょっとめんどくさいし,昔行ったことがあるので,まぁ,繁華街の散歩くらいにしとこうと思って,九龍まで電車で移動し,ジョーダン・ロードを抜けて,ネイザン・ロード辺りまでぶらぶら歩いた。特に地図も持ってなかったんだけど,13 年ぶりの香港にしては,迷わずに辿りつけて自分の方向感覚に我ながら感心した。
大通りの喧騒も悪くないが,1本小道に入ると,ススキノや中洲の裏通りを思わせるようないかがわしさがあって,なかなか趣深い。ただ,日本の繁華街と違うのは,独特のこの臭い,もとい,匂いだ。スターアニスのような香辛料の香りに少し生臭い有機的な香り(←我ながら婉曲的でうまい表現だ)が混じった独特な香り。アジアに来たなぁ,という気がするし,街の持つエネルギーを感じさせる香りでもある。オーストラリアでは嗅ぐことができなかった香り。リトル・バーク・ストリートの中華街でもここまでは匂わない。
表通りにも怪しげな店は多いんだが,裏通りは輪をかけて怪しい。その中に,なぜか八王子ラーメンを発見。びみょーなところをついてくるもんだな…
しかも,仙台牛タンラーメンだったりするし…
歩き疲れた後は九龍駅近くのカフェでビールを 1 杯引っかけて帰ってきた。
明日は朝の便で成田へ。午後 2 時半頃到着予定だから,夕方には我が家へ戻れそうだ。
2011年3月31日木曜日
2011年3月28日月曜日
記者会見
(できれば枝野クンの声で)
えー,重大な発表をします。
2 つします。
1 つは非常に重大な事態です。
もう一つは,まぁ,どうでもいいことです。
非常に重大な方から発表します。
[1] 3 月 31 日に帰国予定でしたが,この日には帰国できないことになりました。
今日,帰りの便の確認を行なった。そもそも,E チケットが交付されているので,リコンファームの必要はないのだが,地震でいくつかの航空会社が日本行きの便を減らしたりしているようなので,ちょっと不安になって,搭乗予定のキャセイパシフィックのウェブサイトを見てみたというわけ。フライト状況検索があったので,日付と出発地,到着地を入力して,まず,メルボルンから香港への便を確認。うん,これは OK。次に,香港から東京への便を確認。
………
あれ? 搭乗予定の便名がリストにない…おかしいな。次に便名で検索かけてみる。
選択されたフライトを検索できません。
「スケジュール」ページをご参照の上、
入力が正しいかご確認ください。
なにぃ??かなり悪い予感。しかたがないので,E チケットの番号を入力して予約確認をしてみた。そうすると,次のような画面が…
上の CX134 便はそもそも僕が予約していたメルボルン→香港線,下の便は僕が予約したのと違う。しかも,これ,明らかに乗り継ぎできない。香港ついたときには乗り継ぎ便はもう飛んでんじゃん。これは…あれかい?滑走路で派手にジャ~ンプすれってかい?
無茶言うなよ
というわけで,キャセイに連絡して問い合わせたところ,事情が呑み込めてきた。完全に理解はしていないけれども,どういうことが起こっているのか少なくとも事実は呑みこめてきた。
要するに,こういう話。昨年,キャセイが羽田就航便を増便した際に,成田路線を1便だけ減便したんだが,その対象になったのが,僕が乗るはずだった便らしい。で,予約上は,乗り換え可能な羽田便に振り替えてくれていたらしい(恐らくそれが上の CX500便)。ところが,地震の影響で,運行スケジュールを変更したということで,当初の想定よりも CX500 が早く出発することになったっちゅうこと…おいおい,乗り換え客のことも少しは考えてくれよ。何で上みたいな珍妙なことが起こるんだか…
…てか,羽田行きに変更になった時点でなぜ連絡をくれない?
というわけで,旅行会社に掛け合って,便の変更を依頼したところ,取れた便がメルボルンの出発は変更なし。で,香港で1泊して,翌日の 4 月 1 日朝に香港発で午後東京着の便ということになった。というわけで,日本で僕を待っている皆さん,
僕の帰国は 3/31 ではなく,4/1 ですよぉ
ウソじゃないですよぉ
しかし,事前に確認して良かった。3/31 の朝,メルボルンの空港でこんな話聞くよりはナンボかマシだったな。しかし,ポジティブに考えれば…
3/31 は香港の夜をエンジョイ
できそうである。転んでもタダでは起きないのだ。
続いて,どうでもいい方の話。
[2] イソギンチャクカメラの症状が悪化しました。
記憶力のすごくいい人は僕の「イソギンチャク」カメラのことを覚えているかもしれない。事情のわからない方は,先にこちらを参照のこと。
で,このカメラ,この週末くらいから,かなりヤバい。電源を切ってもレンズが収納されない。飛び出たまんま。で,電源を入れ直すと,
ウィーン,ガチャ,ウィーン,ガチャ
とレンズが出し入れを繰り返し,そのまま電源が切れる。
おいおい,電源入らないじゃん
この時点でかなり焦った。でも,何度繰り返しても状況は改善されないので,電源切った状態で飛び出ているレンズを強引に手で押し込んでみた。ちょっとイヤな音がしたが,見た目元通りになったので(それでいいのかよ?),この状態から電源を入れ直してみた。すると,通常通り立ち上がりましたわ。でも,その後,また電源を切ると,レンズは出たまま引っ込まず。
というわけで,電源を切っては,レンズを無理やり手で押し込み,ということを繰り返して,言わば
出るレンズは打たれる
状態で酷使しております。だって,他に手段がないんだもんよ。まぁ,賞品でもらったカメラだから贅沢は言えない。しかし,このまま酷使していると,そのうち,このイソギンチャクが根っこからポロっと取れるんじゃないかと思って,かなり冷や冷やしている。出る杭を打つ方にもそれなりのストレスがあるという社会的通念を今回学びました。なんのこっちゃ。
…しかし…
お願いですから,香港の夜景を撮るまで持ちこたえてください。
おあとがよろしいようで…
2011年3月27日日曜日
ラストスパート
えー,いろいろな理由により最近更新が滞ってました。いろいろな理由は別に書くほどのことでもないのでスルーして,ここしばらくの近況報告をば。
22 日 (火)
アデレードの最終日は,Coopers のビール工場見学へ。
平日ということもあったんだろうが,見学者は僕 1 人のみで,担当の兄ちゃんとマンツーマン。そのせいか雑談しながら,普段見せてもらえないところを見せてもらったりできて良かった。見学後の試飲も,ここで作っているビール全 11 種類を呑むことができた。本当は 12 種類だが,low carb ビールは,呑むか聞かれたので断った。そしたら兄ちゃん「オレもこれは呑まん」だってよ。アンタが言っちゃいかん。正直なのはいいけど。呑んだ中では特に vintage の年代が違う 2 種類を呑み比べられたのが収穫。ここのビールはオーストラリアではどこに行っても呑めるほどメジャーだが,中には出来のいいものもあるので,他の大手のビール会社と比べると,侮れない面もあると思う。
23 日 (水)
前夜にパースに移動し,この日がパース初日。パースは 15 年ぶりの訪問。今回の滞在中,初の西オーストラリアだが,これでこの 1 年間で,オーストラリアのすべての州・地域を廻ったことになる。この日は市内のアートギャラリーやら造幣局やらを見て回ったが,市内を流れるスワン川に面したところに The Old Brewery というビール醸造所があるということで,当たり前のようにそこを訪問。
5 種類あるバリエーションの中から Wheat,Brown Ale,Pale Ale の 3 杯をいただく。Wheat はバナナやクローヴの香りが楽しめる南ドイツ伝統のスタイル。Brown はナッツやビスケットのようなモルトアロマが支配的なエールで,英国伝統だと思うが,ここオーストラリアでも多く呑めるタイプ。Pale Ale は,フルーティなアロマとしっかりした苦味が特徴で,どちらかというとアメリカンタイプのエールだと思う。いずれも平均点以上のクオリティだと見たが,僕の持っている文献には出ていないブルワリーなので,ここで発見できて良かった。やっぱり現地に足を運ぶと思いがけない出会いがあるもんだ。
24 日 (木)
パース 2 日目は,フェリーでフリーマントルの街へ行き,ここで 1 日過ごした。まずは,比較的メジャーな地ビール Little Creatures の本拠地へ行き,前にも呑んだシングルバッチの East Kent Goldings Ale を呑む。その後,フリーマントル監獄などを見学し,夕方,もう一つのブルワリーパブ The Monk Brewery を訪問。ここでは,テイスティングトレイでレギュラーの 6 種類のビールをすべて試飲。
左からケルシュ,マイルド,ウィート,ラオホ,ペール,ポーターと言われたんだが,呑んでみると,左から 3 番目と右から 2 番目のビールがどう考えても逆っぽかったので,店員を呼んで指摘。で,やっぱり兄ちゃんの置き間違えであることが判明。色から考えても右から 2 番目はウィートっぽいし,香りを嗅いだ時点で明らかに違いがわかる。だまされちゃいかんのだ。その後,この店の向かいにも良さげなパブがあったので,そこに突入すると,世界中のビールが 40 種類ほど置いてある名物パブだった。その名を Sail and Anchor という。で,ここのフラグシップビールの Sail & Anchor IPA と Brass Monkey Stout をいただく。前者はアプリコットやブーケを思わせる華やかな香りと長く尾を引く強い苦みに特徴がある複雑なペールエール,後者はチョコやバニラの香りとエスプレッソのような苦味が特徴のオートミールスタウト。どちらも上出来。The Monk の後,すぐに帰らずに寄り道をした自分を自分でほめてあげたいと思った。ホントに。ちょっと自分の嗅覚に自信を持ったのだった。
25 日 (金)
さて,パースに来てから毎日呑み歩いているわけだが,この日は究極。パースから車で 30 分ほどの位置にあるスワンバレーというワイナリーで有名な地域へのツアーに参加。ただし,ワイナリーツアーではない。スワンバレーにはワイナリーだけでなくブルワリーもいくつかあるので,そこを廻るという Beer Nuts Brewery Tour というのに参加した。
廻ったブルワリーは Feral,Ironbark,Elmar's in the Valley,Duckstein の 4 箇所。特に Feral は,メルボルンのパブでも White Ale や Hop Hog IPA,それに新作の India Black Ale などを呑んで感銘を受けたブルワリーだったので,ここを訪れたいがためにこのツアーを探し当てたようなもの。ツアーガイドの Martin さんがまた気さくな人で,7 人という少人数でのツアーであることもあり,楽しかった。ツアーで撮った写真を後日メールで送ってくれるというサービス付き。まぁ,呑んでる時の写真は自分じゃあんまり見たくないんだがね。というわけで,3 日間呑み通したパースから夜の便でメルボルンへ帰り,僕のオーストラリア滞在もいよいよカウントダウンに入ったわけである。
26 日 (土) ・ 27 日 (日)
週末の 2 日間は,いずれも午前中から昼にかけて用があったのだが,午後からは F1 のオーストラリア GP を観てきた。バーレーンの動乱で思いがけず今年の開幕戦になったこともあり,世界からも注目されているレース。コースも一周 5km 以上に及ぶアルバートパークの湖畔を回る美しい一般道コース。レーサーの評判も高いらしい。ここ最近のスポーツイベントではどこもそうだが,ここでもフェラーリなど一部のチームがシャシーに「ガンバレ日本」のメッセージを描くなどして日本の復興への祈りを捧げていた。日本人ドライバーを擁するザウバーは言わずもがな,だけれどね。
日曜の決勝レース前には黙とうも行なわれた。僕の買ったチケットは週末の 2 日間共通の General Admission に,サーキット横の Music Zone でのライヴイベント "Sidetracked" も観られるというもの。スタンドでレースを観ることはできないが,この Music Zone が,ホームストレート直前の最後の鋭角コーナーに面しているので,フェンス越しにかぶりつきで観戦することができて,それなりに見応えはあった。帰ってきてから,ザウバー勢が失格になっていたのを知って唖然としたけれど…。ライヴの方は,土曜夜はボク的には鉄板の Birds of Tokyo,日曜夜の大トリは,メルボルン出身としては現役で一番の出世頭であろう The Living End。ロカビリーにも影響を受けたタイトなパンクロックを聞かせるバンドだが,さすがご当地ということで,若い層からオッサンまで全員が大合唱していたのにはちょっと面喰った。
というわけで,遊び倒したこの一週間。僕のオーストラリア在外生活も残り実質あと 3 日。この 3 日間には若干仕事もあるので,そっちもキチンと締めないばね。
22 日 (火)
アデレードの最終日は,Coopers のビール工場見学へ。
平日ということもあったんだろうが,見学者は僕 1 人のみで,担当の兄ちゃんとマンツーマン。そのせいか雑談しながら,普段見せてもらえないところを見せてもらったりできて良かった。見学後の試飲も,ここで作っているビール全 11 種類を呑むことができた。本当は 12 種類だが,low carb ビールは,呑むか聞かれたので断った。そしたら兄ちゃん「オレもこれは呑まん」だってよ。アンタが言っちゃいかん。正直なのはいいけど。呑んだ中では特に vintage の年代が違う 2 種類を呑み比べられたのが収穫。ここのビールはオーストラリアではどこに行っても呑めるほどメジャーだが,中には出来のいいものもあるので,他の大手のビール会社と比べると,侮れない面もあると思う。
23 日 (水)
前夜にパースに移動し,この日がパース初日。パースは 15 年ぶりの訪問。今回の滞在中,初の西オーストラリアだが,これでこの 1 年間で,オーストラリアのすべての州・地域を廻ったことになる。この日は市内のアートギャラリーやら造幣局やらを見て回ったが,市内を流れるスワン川に面したところに The Old Brewery というビール醸造所があるということで,当たり前のようにそこを訪問。
5 種類あるバリエーションの中から Wheat,Brown Ale,Pale Ale の 3 杯をいただく。Wheat はバナナやクローヴの香りが楽しめる南ドイツ伝統のスタイル。Brown はナッツやビスケットのようなモルトアロマが支配的なエールで,英国伝統だと思うが,ここオーストラリアでも多く呑めるタイプ。Pale Ale は,フルーティなアロマとしっかりした苦味が特徴で,どちらかというとアメリカンタイプのエールだと思う。いずれも平均点以上のクオリティだと見たが,僕の持っている文献には出ていないブルワリーなので,ここで発見できて良かった。やっぱり現地に足を運ぶと思いがけない出会いがあるもんだ。
24 日 (木)
パース 2 日目は,フェリーでフリーマントルの街へ行き,ここで 1 日過ごした。まずは,比較的メジャーな地ビール Little Creatures の本拠地へ行き,前にも呑んだシングルバッチの East Kent Goldings Ale を呑む。その後,フリーマントル監獄などを見学し,夕方,もう一つのブルワリーパブ The Monk Brewery を訪問。ここでは,テイスティングトレイでレギュラーの 6 種類のビールをすべて試飲。
左からケルシュ,マイルド,ウィート,ラオホ,ペール,ポーターと言われたんだが,呑んでみると,左から 3 番目と右から 2 番目のビールがどう考えても逆っぽかったので,店員を呼んで指摘。で,やっぱり兄ちゃんの置き間違えであることが判明。色から考えても右から 2 番目はウィートっぽいし,香りを嗅いだ時点で明らかに違いがわかる。だまされちゃいかんのだ。その後,この店の向かいにも良さげなパブがあったので,そこに突入すると,世界中のビールが 40 種類ほど置いてある名物パブだった。その名を Sail and Anchor という。で,ここのフラグシップビールの Sail & Anchor IPA と Brass Monkey Stout をいただく。前者はアプリコットやブーケを思わせる華やかな香りと長く尾を引く強い苦みに特徴がある複雑なペールエール,後者はチョコやバニラの香りとエスプレッソのような苦味が特徴のオートミールスタウト。どちらも上出来。The Monk の後,すぐに帰らずに寄り道をした自分を自分でほめてあげたいと思った。ホントに。ちょっと自分の嗅覚に自信を持ったのだった。
25 日 (金)
さて,パースに来てから毎日呑み歩いているわけだが,この日は究極。パースから車で 30 分ほどの位置にあるスワンバレーというワイナリーで有名な地域へのツアーに参加。ただし,ワイナリーツアーではない。スワンバレーにはワイナリーだけでなくブルワリーもいくつかあるので,そこを廻るという Beer Nuts Brewery Tour というのに参加した。
廻ったブルワリーは Feral,Ironbark,Elmar's in the Valley,Duckstein の 4 箇所。特に Feral は,メルボルンのパブでも White Ale や Hop Hog IPA,それに新作の India Black Ale などを呑んで感銘を受けたブルワリーだったので,ここを訪れたいがためにこのツアーを探し当てたようなもの。ツアーガイドの Martin さんがまた気さくな人で,7 人という少人数でのツアーであることもあり,楽しかった。ツアーで撮った写真を後日メールで送ってくれるというサービス付き。まぁ,呑んでる時の写真は自分じゃあんまり見たくないんだがね。というわけで,3 日間呑み通したパースから夜の便でメルボルンへ帰り,僕のオーストラリア滞在もいよいよカウントダウンに入ったわけである。
26 日 (土) ・ 27 日 (日)
週末の 2 日間は,いずれも午前中から昼にかけて用があったのだが,午後からは F1 のオーストラリア GP を観てきた。バーレーンの動乱で思いがけず今年の開幕戦になったこともあり,世界からも注目されているレース。コースも一周 5km 以上に及ぶアルバートパークの湖畔を回る美しい一般道コース。レーサーの評判も高いらしい。ここ最近のスポーツイベントではどこもそうだが,ここでもフェラーリなど一部のチームがシャシーに「ガンバレ日本」のメッセージを描くなどして日本の復興への祈りを捧げていた。日本人ドライバーを擁するザウバーは言わずもがな,だけれどね。
日曜の決勝レース前には黙とうも行なわれた。僕の買ったチケットは週末の 2 日間共通の General Admission に,サーキット横の Music Zone でのライヴイベント "Sidetracked" も観られるというもの。スタンドでレースを観ることはできないが,この Music Zone が,ホームストレート直前の最後の鋭角コーナーに面しているので,フェンス越しにかぶりつきで観戦することができて,それなりに見応えはあった。帰ってきてから,ザウバー勢が失格になっていたのを知って唖然としたけれど…。ライヴの方は,土曜夜はボク的には鉄板の Birds of Tokyo,日曜夜の大トリは,メルボルン出身としては現役で一番の出世頭であろう The Living End。ロカビリーにも影響を受けたタイトなパンクロックを聞かせるバンドだが,さすがご当地ということで,若い層からオッサンまで全員が大合唱していたのにはちょっと面喰った。
というわけで,遊び倒したこの一週間。僕のオーストラリア在外生活も残り実質あと 3 日。この 3 日間には若干仕事もあるので,そっちもキチンと締めないばね。
2011年3月21日月曜日
ポートアデレード
今日は電車でポート・アデレードまで足をのばした。ポート・アデレードのビジターセンターはなかなか素敵だった。
ここに来た目的は,当地のブルワリーパブを訪ねること。その名は
テイスティングプラッターがあったので,それをオーダー。これだとここで醸造している6 種類すべてのビールを味わえる。
右から IBU (International Bitterness Unit) の高い順に並べられており,
中でも特徴的だったのは,コーヒーの香りを楽しめる Old Preacher とラクトースを加えて甘みが強調されている Black Bart。Ginja はショウガを加えたジンジャービール。度数は 3% と低めで,どちらかというとソフトドリンク風。
今日の僕の一番のお気に入りは,左から 2 番目の Hopfield Lager。
学生時代 Hopfield モデルというニューラルネットワークの研究をやっていたこととは何の関係もなく(そりゃ,関係ないわ),ただただ,このビールの出来が興味深かった。ブーケのような華やかな香りと桃を思わせるフルーティなフレーバーが特徴。ちょっとラガーとは思えない出来。ボディもねっとりと舌にまとわりつくような重さがあり,おもしろい。
呑んだ後は,ポートアデレードの古い街並みをぶらぶら散策。どんより曇っていたので,涼しいのは歓迎だったけれど,もう少し陽が射していればもっと良かったかな。
ここに来た目的は,当地のブルワリーパブを訪ねること。その名は
Port Dock Brewery Hotel
テイスティングプラッターがあったので,それをオーダー。これだとここで醸造している6 種類すべてのビールを味わえる。
右から IBU (International Bitterness Unit) の高い順に並べられており,
- Black Diamond Bitter (30 IBU)
- Hopfield Lager (25 IBU)
- Port Dock (20 IBU)
- Old Preacher Strong Ale (18 IBU)
- Black Bart Milk Stout (18 IBU)
- Ginja (3 IBU)
中でも特徴的だったのは,コーヒーの香りを楽しめる Old Preacher とラクトースを加えて甘みが強調されている Black Bart。Ginja はショウガを加えたジンジャービール。度数は 3% と低めで,どちらかというとソフトドリンク風。
今日の僕の一番のお気に入りは,左から 2 番目の Hopfield Lager。
学生時代 Hopfield モデルというニューラルネットワークの研究をやっていたこととは何の関係もなく(そりゃ,関係ないわ),ただただ,このビールの出来が興味深かった。ブーケのような華やかな香りと桃を思わせるフルーティなフレーバーが特徴。ちょっとラガーとは思えない出来。ボディもねっとりと舌にまとわりつくような重さがあり,おもしろい。
呑んだ後は,ポートアデレードの古い街並みをぶらぶら散策。どんより曇っていたので,涼しいのは歓迎だったけれど,もう少し陽が射していればもっと良かったかな。
2011年3月20日日曜日
バロッサ
昨夜の便でアデレードに着き,今日から 3 日間ここで過ごします。
今日は,朝からバロッサ・バレーへのワイナリー・ツアーに出かけました。
あらかじめブッキングしておいたんだけど,89 ドルで 5 箇所のワイナリーを廻るというもので,なかなかお得だったと思う。内容はわからんけど,倍くらいの料金をとるツアーもあるからね。
今日訪れたワイナリーは
今回は 6 組 8 名だけという少人数のグループで,参加者はオーストラリア,ドイツ,デンマーク,シンガポール,日本(僕ね)と国際色豊かでなかなか楽しかった。
明日から 2 日はアデレード市内のブルワリーなどをぶらぶら廻る予定。
そうそう,この一週間の旅は基本的に酒蔵廻りなのです。
今日は,朝からバロッサ・バレーへのワイナリー・ツアーに出かけました。
あらかじめブッキングしておいたんだけど,89 ドルで 5 箇所のワイナリーを廻るというもので,なかなかお得だったと思う。内容はわからんけど,倍くらいの料金をとるツアーもあるからね。
今日訪れたワイナリーは
- Wolf Blass
- Maggie Beer Bros.
- Barossa Valley Estate
- Langmeil
- Chateau Tanunda
今回は 6 組 8 名だけという少人数のグループで,参加者はオーストラリア,ドイツ,デンマーク,シンガポール,日本(僕ね)と国際色豊かでなかなか楽しかった。
明日から 2 日はアデレード市内のブルワリーなどをぶらぶら廻る予定。
そうそう,この一週間の旅は基本的に酒蔵廻りなのです。
2011年3月18日金曜日
近況報告
えー,いろいろありました。
ここ 2,3 日サボってたんで,生きてることの証明に手短に近況報告します。ただ,ちょっとずつ日本と関わりがあるのがおもしろかったりする。
16日(水)
メルボルンパークの Rod Laver Arena にサンタナのライヴを見に行きました。座席はアリーナ席前から 7 列目でかなり砂かぶりに近い。前のおねーちゃん 4 人組がずーっと立ち上がって踊りまくっているもんで,必然的にずっと立ち見。いやぁ,でも楽しかったね。カルロス・サンタナ,ちょい説教臭かったけどね。フロント・アクトのバンドのヴォーカルが「東京」って書いた T シャツを着て出てきたり,カルロス御大もステージから日本に祈りを捧げ,会場から拍手が起きるなど,日本人的には落涙必然な出来事もありました。満足。
17日(木)
仕事を早めに切り上げ,16:30 から Federation Square で行なわれた Microbrewers Showcase という地ビールのテイスティングイベントに知り合いの Tommi と一緒に出かけました。会場では,Thunder Road Brewing ヘッドブルワーの Harvey とも遭遇。彼は,僕のことを「コジマサン」と呼んだり,ブログのアドレスから「Mr. Wizard」と呼んだりする。いや,そんな大した者ではないんですけど。今回,僕の一番のお気に入りは,これまで出会ったことのないブルワリー Boatrocker Brewery のピルスナー Hoppbier。ジャーマンスタイルのピルスナーだけれども,フルーティなアロマとフレーバーに溢れていて,ひと味もふた味も違う。本当に美味かったです。3 時間近く,美酒に酔いました。その後,Little Lonsdale Street の Horse Bazaar というバーで Fundraiser for Japan というイベントがあるということで覗いてきました。普段あまり日本人コミュニティと関わりがないので,この 1 年で一番日本人密度の多い空間に身を置いた気がした。がんばれニッポン。
18日(金)
今日は,午前中,メルボルンのシティから少し離れた Monash 大学の Clayton キャンパスに行って来ました。目的は,米プリンストン大学の Sergio Verdu 先生の講演を聴くため,講演題目は "Non-Asymptotics in Information Theory"。情報理論では,データサイズが無限長の場合の漸近的性質を考えて通信路容量などを評価するけれども,現実のパケット通信などにおいて,パケットサイズが有限長だった場合に,容量からどの程度のマージンが生じるか,というのを理論的に考察したという話。とはいえ,統計量で議論することに変わりはないわけで,どちらかというと現実的な符号そのものを用いた通信方式を考えることが多い自分としては,興味深い内容。Verdu 自身もヴィクトリア州に来たのは初めてだってことで,遠出したかいがあった感あり。ちょっと PR 不足で聴衆が少なかったのは何とももったいない感じがあったけど。
ちょっと早めに会場に着くと,まだ普通に学部の授業が行われていました。Monash を数年前に退職したという先生も来ていて,授業が終わるまで廊下で雑談していたんだけれども,「Undergraduate の学生は歳を追うごとに幼く見えていく気がする」とボヤくので,「学問的にも精神的にもね」と僕が応じると「そそそ,そうなんだよ,その通り!」だってよ。日本でも豪州でも,教育機関が抱える問題は共通しているらしい。ちなみに,僕が日本人だと知ると,彼も僕に家族や友人は大丈夫か,と聞いてきました。ホント,今,世界の中心は日本です。特に愛は叫ばないけど。
19日(土)
おいおい,まだやがな。まぁ,あぷろきしめっとりーいこーるではあるけど。というわけで,明日は,昼からメルボルン CBD にある Japaneasy で日本とクライストチャーチ支援のためのチャリティーマーケットがあり,僕も裏方として協力する予定です。こういうお祭り的なイベントは昔の血が騒ぐっつう感じがあるね。今回の震災は戦後最大といわれているけれども,東北地域は東京ほどの大空襲は受けなかったわけだから,ある意味,過去 100 年で最大の大惨事と言えるのかもしれませんね。サンタナも,そしてメルボルンに住むオージーたちも日本のことを気にかけている。世界中が日本を応援しています。我々の活動も少しは日本のためになればなぁ,と思っています。
明日のマーケットは 18:00 まで続くんですが,僕は 17:00 頃失礼して,アデレードへ飛びます,飛びます。
多分,明日のこのページはアデレードからお伝えします。
したっけ,ばい。
ここ 2,3 日サボってたんで,生きてることの証明に手短に近況報告します。ただ,ちょっとずつ日本と関わりがあるのがおもしろかったりする。
16日(水)
メルボルンパークの Rod Laver Arena にサンタナのライヴを見に行きました。座席はアリーナ席前から 7 列目でかなり砂かぶりに近い。前のおねーちゃん 4 人組がずーっと立ち上がって踊りまくっているもんで,必然的にずっと立ち見。いやぁ,でも楽しかったね。カルロス・サンタナ,ちょい説教臭かったけどね。フロント・アクトのバンドのヴォーカルが「東京」って書いた T シャツを着て出てきたり,カルロス御大もステージから日本に祈りを捧げ,会場から拍手が起きるなど,日本人的には落涙必然な出来事もありました。満足。
17日(木)
仕事を早めに切り上げ,16:30 から Federation Square で行なわれた Microbrewers Showcase という地ビールのテイスティングイベントに知り合いの Tommi と一緒に出かけました。会場では,Thunder Road Brewing ヘッドブルワーの Harvey とも遭遇。彼は,僕のことを「コジマサン」と呼んだり,ブログのアドレスから「Mr. Wizard」と呼んだりする。いや,そんな大した者ではないんですけど。今回,僕の一番のお気に入りは,これまで出会ったことのないブルワリー Boatrocker Brewery のピルスナー Hoppbier。ジャーマンスタイルのピルスナーだけれども,フルーティなアロマとフレーバーに溢れていて,ひと味もふた味も違う。本当に美味かったです。3 時間近く,美酒に酔いました。その後,Little Lonsdale Street の Horse Bazaar というバーで Fundraiser for Japan というイベントがあるということで覗いてきました。普段あまり日本人コミュニティと関わりがないので,この 1 年で一番日本人密度の多い空間に身を置いた気がした。がんばれニッポン。
18日(金)
今日は,午前中,メルボルンのシティから少し離れた Monash 大学の Clayton キャンパスに行って来ました。目的は,米プリンストン大学の Sergio Verdu 先生の講演を聴くため,講演題目は "Non-Asymptotics in Information Theory"。情報理論では,データサイズが無限長の場合の漸近的性質を考えて通信路容量などを評価するけれども,現実のパケット通信などにおいて,パケットサイズが有限長だった場合に,容量からどの程度のマージンが生じるか,というのを理論的に考察したという話。とはいえ,統計量で議論することに変わりはないわけで,どちらかというと現実的な符号そのものを用いた通信方式を考えることが多い自分としては,興味深い内容。Verdu 自身もヴィクトリア州に来たのは初めてだってことで,遠出したかいがあった感あり。ちょっと PR 不足で聴衆が少なかったのは何とももったいない感じがあったけど。
ちょっと早めに会場に着くと,まだ普通に学部の授業が行われていました。Monash を数年前に退職したという先生も来ていて,授業が終わるまで廊下で雑談していたんだけれども,「Undergraduate の学生は歳を追うごとに幼く見えていく気がする」とボヤくので,「学問的にも精神的にもね」と僕が応じると「そそそ,そうなんだよ,その通り!」だってよ。日本でも豪州でも,教育機関が抱える問題は共通しているらしい。ちなみに,僕が日本人だと知ると,彼も僕に家族や友人は大丈夫か,と聞いてきました。ホント,今,世界の中心は日本です。特に愛は叫ばないけど。
19日(土)
おいおい,まだやがな。まぁ,あぷろきしめっとりーいこーるではあるけど。というわけで,明日は,昼からメルボルン CBD にある Japaneasy で日本とクライストチャーチ支援のためのチャリティーマーケットがあり,僕も裏方として協力する予定です。こういうお祭り的なイベントは昔の血が騒ぐっつう感じがあるね。今回の震災は戦後最大といわれているけれども,東北地域は東京ほどの大空襲は受けなかったわけだから,ある意味,過去 100 年で最大の大惨事と言えるのかもしれませんね。サンタナも,そしてメルボルンに住むオージーたちも日本のことを気にかけている。世界中が日本を応援しています。我々の活動も少しは日本のためになればなぁ,と思っています。
明日のマーケットは 18:00 まで続くんですが,僕は 17:00 頃失礼して,アデレードへ飛びます,飛びます。
多分,明日のこのページはアデレードからお伝えします。
したっけ,ばい。
2011年3月5日土曜日
世界で見る日本Part1
今日の行動は 2 部構成。まず昼間は,前から行こうと思っていた MCG (Melbourne Cricket Ground) のスタジアムツアーに参加。
ここはメルボルンオリンピックのメインスタジアムであったわけだが,今は,夏はクリケット,冬は footy のスタジアムとしてフル回転している。スタジアム内ではメンバー限定のエリアに入ることもできたり,経験豊かなガイドが粋なジョーク交じりに説明してくれてなかなか楽しかった。
地下は国立スポーツ博物館になっていて,ここも見学。オーストラリアのスポーツ,特にフットボールとクリケットの歴史に加え,MCG の歴史,オリンピックや競馬などに関する展示の他,各種のスポーツを実体験できるエリアもあってなかなか面白かった。オリンピックの歴史に関する展示では,1940 年に予定されていた東京の夏季五輪と札幌の冬季五輪が日本軍の満州侵攻のためにキャンセルされたこと,そしてそれぞれ 1964 年と 1972 年に復活開催されたことも説明されていた。
一方,夜は ACMI で溝口健二監督の『瀧の白糸』を弁士の説明つき(もちろん日本語)で観た。日本でもなかなか観る機会がないので,少なくとも僕にとってはビッグチャンスだった。今日の弁士は片岡一郎さん。映画はもちろん,オーストラリア人も多く見に来ているわけで,映像に英語字幕,それに弁士による日本語の説明がつけられるという趣向。これがなかなか面白かった。上映前に片岡氏本人からも言及があったが,映像についている日本語字幕は片岡氏の師である澤登翠さんの台本を英訳したものということ。今日の弁士の片岡氏は自身の台本でやるということで,これが微妙に違っていて面白い。字幕が出ているところで弁士はだんまり,一方,字幕にはないことを弁士がいろいろと喋る,などなど。サイレント映画を活弁付きで観る醍醐味だ。弁士自身による演出で,雰囲気も少し変わって見える。
しかし,日本で活弁付きで観ることができても,英語字幕はないわけだ。今日は,字幕を眺めながら日本語を聴いていたもので,2 人の弁士の話を同時に聞いているような妙な錯覚を覚えながら観ることができた。これぞ,海外ならでは。師弟関係にある弁士二人の勘所の違いも少しわかって,会場にいた日本人は,オージーよりも豊かな映像体験ができたと思う。
片岡さん,ありがとうございました。大いに楽しみましたよ。
さて,実は明日も,ここメルボルンで「日本」を観る予定…いや,「日本を」と言うべきではないのかもしれないけど…詳しくはまた明日。
ここはメルボルンオリンピックのメインスタジアムであったわけだが,今は,夏はクリケット,冬は footy のスタジアムとしてフル回転している。スタジアム内ではメンバー限定のエリアに入ることもできたり,経験豊かなガイドが粋なジョーク交じりに説明してくれてなかなか楽しかった。
地下は国立スポーツ博物館になっていて,ここも見学。オーストラリアのスポーツ,特にフットボールとクリケットの歴史に加え,MCG の歴史,オリンピックや競馬などに関する展示の他,各種のスポーツを実体験できるエリアもあってなかなか面白かった。オリンピックの歴史に関する展示では,1940 年に予定されていた東京の夏季五輪と札幌の冬季五輪が日本軍の満州侵攻のためにキャンセルされたこと,そしてそれぞれ 1964 年と 1972 年に復活開催されたことも説明されていた。
一方,夜は ACMI で溝口健二監督の『瀧の白糸』を弁士の説明つき(もちろん日本語)で観た。日本でもなかなか観る機会がないので,少なくとも僕にとってはビッグチャンスだった。今日の弁士は片岡一郎さん。映画はもちろん,オーストラリア人も多く見に来ているわけで,映像に英語字幕,それに弁士による日本語の説明がつけられるという趣向。これがなかなか面白かった。上映前に片岡氏本人からも言及があったが,映像についている日本語字幕は片岡氏の師である澤登翠さんの台本を英訳したものということ。今日の弁士の片岡氏は自身の台本でやるということで,これが微妙に違っていて面白い。字幕が出ているところで弁士はだんまり,一方,字幕にはないことを弁士がいろいろと喋る,などなど。サイレント映画を活弁付きで観る醍醐味だ。弁士自身による演出で,雰囲気も少し変わって見える。
しかし,日本で活弁付きで観ることができても,英語字幕はないわけだ。今日は,字幕を眺めながら日本語を聴いていたもので,2 人の弁士の話を同時に聞いているような妙な錯覚を覚えながら観ることができた。これぞ,海外ならでは。師弟関係にある弁士二人の勘所の違いも少しわかって,会場にいた日本人は,オージーよりも豊かな映像体験ができたと思う。
片岡さん,ありがとうございました。大いに楽しみましたよ。
さて,実は明日も,ここメルボルンで「日本」を観る予定…いや,「日本を」と言うべきではないのかもしれないけど…詳しくはまた明日。
2011年2月26日土曜日
鰊島
♪鰊来たかと鴎に問えばぁ~♪
っとくらぁ。……えー…
酔ってないぞ。
てなわけでございまして,今日は,Herring Island っつうとこに行ってきた。この島,メルボルンを流れるヤラ川に中洲のように浮かぶ一辺 100m くらいの三角形をした人工の島。別にニシンが獲れるわけではなくて,人の名前にちなんで命名されたらしい。その人の先祖がニシン漁師だったかどうかは定かではない。
さて,この島はメルボルンでも知る人ぞ知るスポットのようだが,夏の間,週末だけアートフェスティバルが開催されていて,この時だけ島に渡ることができる。対岸から島まではせいぜい 10m くらいなので,渡し船(パント船)で渡る。所要時間 30 秒。
ちなみに,島の中はこんな感じ。
なんか,普通にファミリーでピクニックとかしてる。アートフェスティバル,どこやねん? という感じ。で標識を信じてブッシュの中を歩いていくと,小さなアートギャラリーを発見。
ギャラリーでは絵画やオブジェなどが展示されていて,ワインや軽食も振る舞われ,リラックスしてゲージツを楽しむことができた。
ちなみに,島の中(屋外)には,自然を活かした彫刻やオブジェが点在している。
とか,こんな感じ。で,こんなのも…
んんんん,ア,アート…??
ゲ,ゲージツは奥が深い…っつうか…やっぱ…
バクハツか??
2011年1月26日水曜日
Australia Day
オーストラリアは今日は国民の祝日。Australia Day といって,1788 年の 1 月 26 日に,イギリス人が現在のシドニーに上陸し,入植を開始したことに因んだ日らしい。
ここ,メルボルンでも,いろいろとイベントがあるってことで,今日はオージーのフリして(別にフリすることないけど),出かけた。
まず,10:30 からタウンホールで国旗の掲揚式。これは大したことなかった。その後,タウンホールからキングス・ドメインという巨大な庭園までをパレード。これは軍のマーチングバンドなどに続いて,いろいろな団体が行進し,最後は誰でも参加して歩けるというもので,ほんの 1km 弱ではあったけれども,雰囲気を味わってきた。
すげー人。中心辺り,ストリートの一番奥に見えるのが戦争慰霊館。
キングスドメインは,いろいろな出店が出ていたり,クラシックカーの展示があったり,エアフォースの曲芸飛行があったりと,お祭り状態。
そこもいいんだが,今日は,街の中心にあるパブ Young & Jackson で,Beer & Cider Festival というのも開かれているので,キングスドメインを後にしてそちらへ向かう。12 ドルで,小さめのグラスに 20 杯までビールとサイダーをテイスティングできて,ホットドッグがつくというもの。ミシン目で 20 枚に分かれるチケットになっていて,これと引き換えにテイスティングする方式。
酒屋で買えるものなど,いつでも呑めるのは極力避けて,限定リリースのものを中心にテイスティングした。今日の僕のお気に入りは,Grand Ridge Brewery の Mirboo Midnight (Oaked Dark Ale)。ビターチョコのアロマと苦みにタンニンのような渋みまで感じられた。これはいいものに出会った。
午後 3 時前,パブを後にして,キングスドメインへ戻る。実は,今日はいつもは内部が見られない Government House が公開されているということで,そこへ向かう。
いわゆる知事公館というやつですな。内部は豪華なボールルームだとかダイニングルームだとかが見応えあった。
執務室は普通に電話とかデスクトップ PC とかが置いてあって,なんだかなぁ,という感じだったが。
夜は,フェデレーションスクエアでコンサートがあるということで行ってきた。
コンサートのシメには花火が上がって,長かった一日も終わり。
多分,一日で観たオーストラリアの国旗数は過去最高だと思う。
ここ,メルボルンでも,いろいろとイベントがあるってことで,今日はオージーのフリして(別にフリすることないけど),出かけた。
まず,10:30 からタウンホールで国旗の掲揚式。これは大したことなかった。その後,タウンホールからキングス・ドメインという巨大な庭園までをパレード。これは軍のマーチングバンドなどに続いて,いろいろな団体が行進し,最後は誰でも参加して歩けるというもので,ほんの 1km 弱ではあったけれども,雰囲気を味わってきた。
すげー人。中心辺り,ストリートの一番奥に見えるのが戦争慰霊館。
キングスドメインは,いろいろな出店が出ていたり,クラシックカーの展示があったり,エアフォースの曲芸飛行があったりと,お祭り状態。
そこもいいんだが,今日は,街の中心にあるパブ Young & Jackson で,Beer & Cider Festival というのも開かれているので,キングスドメインを後にしてそちらへ向かう。12 ドルで,小さめのグラスに 20 杯までビールとサイダーをテイスティングできて,ホットドッグがつくというもの。ミシン目で 20 枚に分かれるチケットになっていて,これと引き換えにテイスティングする方式。
酒屋で買えるものなど,いつでも呑めるのは極力避けて,限定リリースのものを中心にテイスティングした。今日の僕のお気に入りは,Grand Ridge Brewery の Mirboo Midnight (Oaked Dark Ale)。ビターチョコのアロマと苦みにタンニンのような渋みまで感じられた。これはいいものに出会った。
午後 3 時前,パブを後にして,キングスドメインへ戻る。実は,今日はいつもは内部が見られない Government House が公開されているということで,そこへ向かう。
いわゆる知事公館というやつですな。内部は豪華なボールルームだとかダイニングルームだとかが見応えあった。
執務室は普通に電話とかデスクトップ PC とかが置いてあって,なんだかなぁ,という感じだったが。
夜は,フェデレーションスクエアでコンサートがあるということで行ってきた。
コンサートのシメには花火が上がって,長かった一日も終わり。
多分,一日で観たオーストラリアの国旗数は過去最高だと思う。
2011年1月16日日曜日
タスマニア魂
今日は,デボンポートからフェリー "Spirit of Tasmania I" 号に乗ってメルボルンに帰ってきた。
9 時間の船の旅。もっと退屈するかと思ったが,そうでもなかったな。
だんだん陸が見えてくると最初は山とか海岸線しか見えないんだけど,さすがにメルボルンの街は水平線にくっきりと矩形のビル群が浮かび上がっていた。
日本よりリラックスした暮らしができるとは言え,やっぱり大都会だ。
9 時間の船の旅。もっと退屈するかと思ったが,そうでもなかったな。
だんだん陸が見えてくると最初は山とか海岸線しか見えないんだけど,さすがにメルボルンの街は水平線にくっきりと矩形のビル群が浮かび上がっていた。
日本よりリラックスした暮らしができるとは言え,やっぱり大都会だ。
2011年1月15日土曜日
予想外の賑わい
デボンポートは小さくて大して見るところもない街だと聞いていた。
でも,海事博物館とか,灯台とか,
アボリジナルセンターとか,見ようと思えばいろいろあった。アボリジナルセンターはしょぼい割りに 10$ も入場料を取られたが,センター周辺にアボリジニのロックアートが点在していて,ちょっと興味深かった。これ (↓) なんてエミューらしいですわ。
ところで,そんな小さくて何もない街がなんだかすごい賑わいだった。
理由は,トライアスロン大会が行なわれていたから。
ホテル (と言っても,いわゆるモーテルみたいのしかないが…) もどこもほぼ満室らしい。レストランみたいな店もあまりなくて,ホテル内のレストランを除けば,一番まともなディナーを出すのがアイリッシュパブだったりする。で,そのパブのテーブルも全部予約でいっぱい。パブが予約で入れないなんて,あんまり聞いたことない。僕も他にめぼしい店がないから,最後の夜はパブでビールと飯にしようと思っていたら,当てがはずれた。もちろん,立ち呑みなら可なわけだが…さすがに立ち喰いはね,って思い,聞いてみたら,外のテラスなら座れるということだったので,一件落着。ただ,かなり風が強くて寒かったが…
アボリジナルセンターのトイレで見つけた貼り紙。同じ趣旨のものは日本でもよく見かけるね。「もう一歩前へ」的なやつね。
ただ,一言多いよな。反論する気もないけど,IT'S 以下は余計なお世話だろ。オマエはどうなんだよ,マイト?
でも,海事博物館とか,灯台とか,
アボリジナルセンターとか,見ようと思えばいろいろあった。アボリジナルセンターはしょぼい割りに 10$ も入場料を取られたが,センター周辺にアボリジニのロックアートが点在していて,ちょっと興味深かった。これ (↓) なんてエミューらしいですわ。
ところで,そんな小さくて何もない街がなんだかすごい賑わいだった。
理由は,トライアスロン大会が行なわれていたから。
ホテル (と言っても,いわゆるモーテルみたいのしかないが…) もどこもほぼ満室らしい。レストランみたいな店もあまりなくて,ホテル内のレストランを除けば,一番まともなディナーを出すのがアイリッシュパブだったりする。で,そのパブのテーブルも全部予約でいっぱい。パブが予約で入れないなんて,あんまり聞いたことない。僕も他にめぼしい店がないから,最後の夜はパブでビールと飯にしようと思っていたら,当てがはずれた。もちろん,立ち呑みなら可なわけだが…さすがに立ち喰いはね,って思い,聞いてみたら,外のテラスなら座れるということだったので,一件落着。ただ,かなり風が強くて寒かったが…
おまけ (下ネタ注意)
アボリジナルセンターのトイレで見つけた貼り紙。同じ趣旨のものは日本でもよく見かけるね。「もう一歩前へ」的なやつね。
ただ,一言多いよな。反論する気もないけど,IT'S 以下は余計なお世話だろ。オマエはどうなんだよ,マイト?
2011年1月14日金曜日
ローンセストン
昨日はホバートから長距離バスで北部の小さな町ローンセストンに移動。昼過ぎに着いたが,午後,タマー川(多摩川ではない… Tamar River ね)とカタラクト渓谷のクルーズに参加。渓谷は街の中心から歩いても行けるらしいが,街から歩いて 15 ~ 20 分の距離にこんな自然があることが驚き。
クルーズでは地元のビールやワインのテイスティングもできて,満足度は高かった。
一方,今日は朝からひどい雨。しかし,昨日ブッキングしてしまったタスマニア動物園へのツアーに出かけた。リーフレットなどを見る限りはわからなかったが,ここは動物園というか,かなり個人経営に近い匂いのするワイルドライフパーク。しかし,タスマニアンデビルを見ることができたし,デビルとリトルペンギンの餌やりも見られた。
しかし,土砂降りに近い雨で傘をさしての見学になったのと,雨で来場者もほとんどいなかったので,かなり寂しい感じではあった。
午後は市内に戻り,ローンセストンにある James Boag ブルワリーの工場見学。約 1 時間の工場見学の後,4 種のオリジナルビールと 4 種のタスマニア産チーズのテイスティングがあった。ビールとチーズのマッチングも考えられていてなかなか GOOD。ここはタスマニアの 2 大ブルワリーの一つなので,ビールそのものは,国内のどこでも呑めると思っていたが,Wizard Smith's Ale というエールは特別だった。ホップの華やかな香りと苦みに加え,モルトの甘みも十分に感じられる逸品。イングランド産のホップということだが,カスケードをふんだんに使ったアメリカンペールを彷彿とさせるような傑作だ。
こういうのがどうして日本の大手ブルワリーにはできないんだろうね。
短いローンセストン滞在は悪天候に見舞われてしまった。夕方,再びバスに乗り,メルボルンへ向かう海の玄関口,デボンポートに移動。明日一日ここで過ごして,日曜日にメルボルンに帰る予定。
クルーズでは地元のビールやワインのテイスティングもできて,満足度は高かった。
一方,今日は朝からひどい雨。しかし,昨日ブッキングしてしまったタスマニア動物園へのツアーに出かけた。リーフレットなどを見る限りはわからなかったが,ここは動物園というか,かなり個人経営に近い匂いのするワイルドライフパーク。しかし,タスマニアンデビルを見ることができたし,デビルとリトルペンギンの餌やりも見られた。
しかし,土砂降りに近い雨で傘をさしての見学になったのと,雨で来場者もほとんどいなかったので,かなり寂しい感じではあった。
午後は市内に戻り,ローンセストンにある James Boag ブルワリーの工場見学。約 1 時間の工場見学の後,4 種のオリジナルビールと 4 種のタスマニア産チーズのテイスティングがあった。ビールとチーズのマッチングも考えられていてなかなか GOOD。ここはタスマニアの 2 大ブルワリーの一つなので,ビールそのものは,国内のどこでも呑めると思っていたが,Wizard Smith's Ale というエールは特別だった。ホップの華やかな香りと苦みに加え,モルトの甘みも十分に感じられる逸品。イングランド産のホップということだが,カスケードをふんだんに使ったアメリカンペールを彷彿とさせるような傑作だ。
こういうのがどうして日本の大手ブルワリーにはできないんだろうね。
短いローンセストン滞在は悪天候に見舞われてしまった。夕方,再びバスに乗り,メルボルンへ向かう海の玄関口,デボンポートに移動。明日一日ここで過ごして,日曜日にメルボルンに帰る予定。
2011年1月12日水曜日
ホバート其の弐
今日は朝から雨。カスケード醸造所までの道を散歩がてら歩こうと思っていたが,断念し,バスを利用。タスマニアのバスは使いづらいと聞いていたが,あらかじめ時刻表をゲットしていたし,降りる場所も運転手に教えてくれるよう頼んだので問題なし。
ブルワリーのツアーは 10:30 に予約していたが,早く着いたので交渉して 10:00 の回に変更してもらった。ガイドの兄ちゃんは気さくでジョーク交じりに説明してくれたので,楽しかった。醸造プロセスなどはどこの工場でも同じような説明だったが,醸造所の歴史に関する説明などは興味深かった。ビールの試飲もできるが,今,期間限定で出ている First Harvest というフレッシュホップを使ったエールを呑めたのが収穫。
バーでは,有料で Tasting Quiz なるものもできた。これはテイスティングパドルにカスケードの 6 種類のビールがランダムに配置されていて,テイスティングしてどれがどの銘柄か当てるというもの。いわゆる「利きビール」。これはやるしかないでしょう,ということで,全問正解を目指してチャレンジ。
左から右へ A → F とラベルづけされていて,何か当てる。右の 2 つは色で明らかに判別できるので簡単。問題は残りの 4 つ。一般には結構難しいんだと思う。かくいう僕も完全制覇はならず,4 つが正解,1 組だけ逆にしてしまった。当たったのは,
A: Cascade Blonde
D: Cascade Pure Lager
E: Cascade First Harvest
F: Cascade Stout
の 4 銘柄。B と C が間違い。正解は B が Cascade Draught, C が Cascade Pale Ale だったが,逆にしてしまった。良くビールの説明を読むと, Draught にはクリスタルモルトが加えられているという。確かに B は微妙に色が濃い(写真ではほとんどわからないと思うけど)。これは最初に気付かねばならなかった。ちゃんと読んでなかったというのは言い訳にもならない…不覚。ちょい悔しいが,失敗から学ばねば…
午後はタスマニア博物館などを見学し,夕食は予定通りタスマニア産のアトランティック・サーモンを堪能。
グリルしてもらったが,やっぱりウマい。右に添えられたのはタルタルソース。それもいいけど,ここはやっぱり軽く醤油をたらしたりすると完璧だね。ますます北海道の味になるけど…
ブルワリーのツアーは 10:30 に予約していたが,早く着いたので交渉して 10:00 の回に変更してもらった。ガイドの兄ちゃんは気さくでジョーク交じりに説明してくれたので,楽しかった。醸造プロセスなどはどこの工場でも同じような説明だったが,醸造所の歴史に関する説明などは興味深かった。ビールの試飲もできるが,今,期間限定で出ている First Harvest というフレッシュホップを使ったエールを呑めたのが収穫。
バーでは,有料で Tasting Quiz なるものもできた。これはテイスティングパドルにカスケードの 6 種類のビールがランダムに配置されていて,テイスティングしてどれがどの銘柄か当てるというもの。いわゆる「利きビール」。これはやるしかないでしょう,ということで,全問正解を目指してチャレンジ。
左から右へ A → F とラベルづけされていて,何か当てる。右の 2 つは色で明らかに判別できるので簡単。問題は残りの 4 つ。一般には結構難しいんだと思う。かくいう僕も完全制覇はならず,4 つが正解,1 組だけ逆にしてしまった。当たったのは,
A: Cascade Blonde
D: Cascade Pure Lager
E: Cascade First Harvest
F: Cascade Stout
の 4 銘柄。B と C が間違い。正解は B が Cascade Draught, C が Cascade Pale Ale だったが,逆にしてしまった。良くビールの説明を読むと, Draught にはクリスタルモルトが加えられているという。確かに B は微妙に色が濃い(写真ではほとんどわからないと思うけど)。これは最初に気付かねばならなかった。ちゃんと読んでなかったというのは言い訳にもならない…不覚。ちょい悔しいが,失敗から学ばねば…
午後はタスマニア博物館などを見学し,夕食は予定通りタスマニア産のアトランティック・サーモンを堪能。
グリルしてもらったが,やっぱりウマい。右に添えられたのはタルタルソース。それもいいけど,ここはやっぱり軽く醤油をたらしたりすると完璧だね。ますます北海道の味になるけど…
2011年1月11日火曜日
ホバート其の壱
さて,タスマニアはホバートの実質的 1 日目。今日は,情報収集と港周辺の散策。
まず,観光案内所へ行き,Penitentiary Chapel で夜行なわれているゴーストツアーに今夜参加するべくブッキング。さらに明日の午前,カスケード醸造所のブルワリーツアーも予約してもらった。カスケードまでは路線バスで行こうと思っていたところ,時刻表をくれて,乗り場の説明もしてくれた。市内から 4km 弱くらいなので,歩けない距離でもなさそうだが。
観光案内所のすぐ横には,Lark Distillery という蒸留酒の醸造所が経営するバーがあって,簡単な展示とテイスティングができた。ここで出しているシングルモルトウィスキーやラム,ジン,ウォッカ,果実酒まで 11 種類すべてをテイスティングして 10 ドル。バーの兄ちゃんが丁寧に説明してくれ,質問にも答えてくれて,なかなか良いスポット。観光ガイドにはあまり載っていないと思うが,酒呑みには堪えられない。
午後は海事博物館を覗いたり,港沿いのお土産屋などをぶらぶら。タスマニア博物館は明日ガイドツアーがあるということで,明日に回した。
夕食は,海に面したシーフードレストランで Blue Eye のグリルを。日本ではほとんど口にできない魚だと思うが,オーストラリアでは比較的ポピュラー。白身だが,程よく脂ものっていて美味。タスマニア産のシャルドネと合わせた。
ここは,やはり昨日までいたケアンズとは別世界。ウマい魚とビール,ワイン,ウィスキーといった地酒。緯度を考えても,ここは北海道だね。明日はぜひシャケ(…サーモンね)を食べてみようと思う。ちなみに,宿泊しているホテル (Mid City) のすぐ向かいに New Sydney Hotel というパブがあって,ここも地元の地ビールをタップで数多く呑める。そんなこと知らずにホテルを予約したんだが,普段の行ないがいいのか,酒場が僕を呼んでいたのか,とにもかくにも,ツイていた。
そうそう,夜のゴーストツアーの話。Penitentiary Chapel というのは監獄と囚人用のチャペル,それに裁判所があったところで,昼と夜のガイドツアーでのみ,内部を見学できるというところ。昼は 8 ドル,夜は 10 ドルで,夜はガイドによる「怖い話」つきというような感じ。内部は興味深かったが,肝心のガイドの話の方は,あんまり怖くなくて,ちょい期待外れ。もし,稲川淳二がガイドだったら,満喫できたのに(←仮定法を用いて英訳してみよ)。一緒に参加した家族連れのおばちゃんの悲鳴の方がよっぽどドッキリした。
今日は天気も悪く,比較的のんびりと街を歩いたが,明日は午前も午後も盛りだくさんの予定。早く寝よう。
まず,観光案内所へ行き,Penitentiary Chapel で夜行なわれているゴーストツアーに今夜参加するべくブッキング。さらに明日の午前,カスケード醸造所のブルワリーツアーも予約してもらった。カスケードまでは路線バスで行こうと思っていたところ,時刻表をくれて,乗り場の説明もしてくれた。市内から 4km 弱くらいなので,歩けない距離でもなさそうだが。
観光案内所のすぐ横には,Lark Distillery という蒸留酒の醸造所が経営するバーがあって,簡単な展示とテイスティングができた。ここで出しているシングルモルトウィスキーやラム,ジン,ウォッカ,果実酒まで 11 種類すべてをテイスティングして 10 ドル。バーの兄ちゃんが丁寧に説明してくれ,質問にも答えてくれて,なかなか良いスポット。観光ガイドにはあまり載っていないと思うが,酒呑みには堪えられない。
午後は海事博物館を覗いたり,港沿いのお土産屋などをぶらぶら。タスマニア博物館は明日ガイドツアーがあるということで,明日に回した。
夕食は,海に面したシーフードレストランで Blue Eye のグリルを。日本ではほとんど口にできない魚だと思うが,オーストラリアでは比較的ポピュラー。白身だが,程よく脂ものっていて美味。タスマニア産のシャルドネと合わせた。
ここは,やはり昨日までいたケアンズとは別世界。ウマい魚とビール,ワイン,ウィスキーといった地酒。緯度を考えても,ここは北海道だね。明日はぜひシャケ(…サーモンね)を食べてみようと思う。ちなみに,宿泊しているホテル (Mid City) のすぐ向かいに New Sydney Hotel というパブがあって,ここも地元の地ビールをタップで数多く呑める。そんなこと知らずにホテルを予約したんだが,普段の行ないがいいのか,酒場が僕を呼んでいたのか,とにもかくにも,ツイていた。
そうそう,夜のゴーストツアーの話。Penitentiary Chapel というのは監獄と囚人用のチャペル,それに裁判所があったところで,昼と夜のガイドツアーでのみ,内部を見学できるというところ。昼は 8 ドル,夜は 10 ドルで,夜はガイドによる「怖い話」つきというような感じ。内部は興味深かったが,肝心のガイドの話の方は,あんまり怖くなくて,ちょい期待外れ。もし,稲川淳二がガイドだったら,満喫できたのに(←仮定法を用いて英訳してみよ)。一緒に参加した家族連れのおばちゃんの悲鳴の方がよっぽどドッキリした。
今日は天気も悪く,比較的のんびりと街を歩いたが,明日は午前も午後も盛りだくさんの予定。早く寝よう。
2011年1月10日月曜日
豪州制覇
今日はケアンズからメルボルン経由でタスマニアはホバートに移動。今回 8 ヶ月の豪州滞在で,ヴィクトリア州,ノーザンテリトリー,ニューサウスウェールズ州,首都特別地域,クイーンズランド州,タスマニア州を訪れたことになります。15 年前,学生時代に西オーストラリア州と南オーストラリア州にも足を運んでいるので,これでオーストラリアの 6 州,1 準州,1 特別地域をすべて制覇したことになります。
まぁ,どうでもいいけど。
今日は,夜,ホバートに着いただけなので,明日から行動開始です。
まぁ,どうでもいいけど。
今日は,夜,ホバートに着いただけなので,明日から行動開始です。
2011年1月9日日曜日
居残り
今日は家族がオーストラリアから日本へ帰って行きました。午前中,空港まで見送りに行きました。僕は明日,暑いケアンズを離れて涼しいタスマニアへ小旅行をすることになっているので,今日は一日この暑い街で一人居残り。
日曜日ということもあって,行動が制限されてしまいましたが,まずは,ケアンズのリージョナルギャラリーを訪れ,アート観賞。その後は,ケアンズで唯一の麦酒醸造所,ブルースカイブルワリーへ。工場見学は残念ながらできなかったけれども,テイスティングパドルで 6 種類のビールを試しました。
テイスティングしたのは,Wheat Beer, Cairns Gold, FQN Lager, Pilsner, IPA, Stout の 6 種。スタウトも含め,ここのビールはいずれもボディがライト~ミディアムであっさりしているのが特徴。蒸し暑い気候にはこれがマッチしているのかもしれません。ちょっと物足りないという感じもあるんだけれど,中でも気に行ったのは IPA。ハチミツのような香りとオレンジピールを思わせる酸味と苦みに特徴がありました。
ケアンズの街は 1 ブロック歩くと,日本人に必ず出会うというくらい,日本人観光客が多かったですが,明日からのタスマニアは如何に? 気温差は 10 ℃以上のようなので,夏とは言え,体調を崩さないように注意しないば。
日曜日ということもあって,行動が制限されてしまいましたが,まずは,ケアンズのリージョナルギャラリーを訪れ,アート観賞。その後は,ケアンズで唯一の麦酒醸造所,ブルースカイブルワリーへ。工場見学は残念ながらできなかったけれども,テイスティングパドルで 6 種類のビールを試しました。
テイスティングしたのは,Wheat Beer, Cairns Gold, FQN Lager, Pilsner, IPA, Stout の 6 種。スタウトも含め,ここのビールはいずれもボディがライト~ミディアムであっさりしているのが特徴。蒸し暑い気候にはこれがマッチしているのかもしれません。ちょっと物足りないという感じもあるんだけれど,中でも気に行ったのは IPA。ハチミツのような香りとオレンジピールを思わせる酸味と苦みに特徴がありました。
ケアンズの街は 1 ブロック歩くと,日本人に必ず出会うというくらい,日本人観光客が多かったですが,明日からのタスマニアは如何に? 気温差は 10 ℃以上のようなので,夏とは言え,体調を崩さないように注意しないば。
2011年1月8日土曜日
グレートバリアリーフ
今日はモアリーフへのクルーズへ。
子供たちもシュノーケリングに挑戦。特に上の娘は僕といっしょにかなり遠くまで泳いで,色とりどりのサンゴや魚たちを見ることができました。
楽しそうで良かった。
ケアンズは今,雨季ということだけれども,ほとんど雨にも降られず,好天に恵まれてラッキーでした。
子供たちもシュノーケリングに挑戦。特に上の娘は僕といっしょにかなり遠くまで泳いで,色とりどりのサンゴや魚たちを見ることができました。
楽しそうで良かった。
ケアンズは今,雨季ということだけれども,ほとんど雨にも降られず,好天に恵まれてラッキーでした。
2011年1月6日木曜日
北へ移動
Jan Juc にある Hooper 先生ご夫妻の家を訪ねていた我々家族 4 人。1 月 4 日は,Jan Juc から西へ行き,Lorne というところでピクニック。子供たちはまたビーチで遊ぶことができました。1 泊 2 日の短い Jan Juc 滞在でしたが,同じくらいの歳の孫がいる Martin おじさんと Bev おばさんのことをウチの子供たちもすっかり気に入った様子でした。
翌 5 日は,メルボルン動物園へ。ここは,僕のアパートからもすぐですが,実はこれまで来たことがなかった。おっさん一人で動物園に来てもねぇ。
ここでは,小象を見ることもできました。
その後,大学を見学したり,ヴィクトリアマーケットで行なわれている Suzuki Night Market でお祭りのような喧騒を体験。
そして今日は早朝にメルボルンを後にし,家族全員でケアンズへ移動。これから 3 日ほどケアンズで過ごして,家族は日本へ帰ります。ここが家族のひと時の再会の最終地ということになります。
今日は買い物をしたり,子供たちはラグーンで遊んだりして,日本では考えられないような真夏の蒸し暑い一日を過ごしました。夕方にはスコールも降って,亜熱帯に来たことを実感しました。
翌 5 日は,メルボルン動物園へ。ここは,僕のアパートからもすぐですが,実はこれまで来たことがなかった。おっさん一人で動物園に来てもねぇ。
ここでは,小象を見ることもできました。
その後,大学を見学したり,ヴィクトリアマーケットで行なわれている Suzuki Night Market でお祭りのような喧騒を体験。
そして今日は早朝にメルボルンを後にし,家族全員でケアンズへ移動。これから 3 日ほどケアンズで過ごして,家族は日本へ帰ります。ここが家族のひと時の再会の最終地ということになります。
今日は買い物をしたり,子供たちはラグーンで遊んだりして,日本では考えられないような真夏の蒸し暑い一日を過ごしました。夕方にはスコールも降って,亜熱帯に来たことを実感しました。
2011年1月3日月曜日
Jan Juc Returns
昨日,家族がメルボルンに到着し,ホテルに着いたら 16:00 頃。疲れてもいたので,その後は散歩程度にとどめたため,実質的に今日がメルボルン観光の一日目でした。
午前中は,ホテルからも近いメルボルン水族館へ。
入場料が決して安くないので,実は僕も初めて。中も意外と広く見応えがありました。子供たちは魚をデジカメで写真を撮るのに夢中(姉弟でカメラの取り合い…)。
その後,電車に乗って,前に僕が訪れた Martin Hooper 先生夫妻の家を訪問。Geelong の駅でピックアップしてもらい,お宅まで向かいました。
Hooper 先生の家からは,歩いてビーチまで行けるので,公園なんかにも寄りながらビーチまで散歩。今日の最高気温は 20 ℃と肌寒く,波も高かったので,泳ぐのは無理でした。
それでも,子供たちは波打ち際で砂遊び。
「明日もまた来るー!」とのこと。
この辺は他にもビーチがいっぱいあるよ。
午前中は,ホテルからも近いメルボルン水族館へ。
入場料が決して安くないので,実は僕も初めて。中も意外と広く見応えがありました。子供たちは魚をデジカメで写真を撮るのに夢中(姉弟でカメラの取り合い…)。
その後,電車に乗って,前に僕が訪れた Martin Hooper 先生夫妻の家を訪問。Geelong の駅でピックアップしてもらい,お宅まで向かいました。
Hooper 先生の家からは,歩いてビーチまで行けるので,公園なんかにも寄りながらビーチまで散歩。今日の最高気温は 20 ℃と肌寒く,波も高かったので,泳ぐのは無理でした。
それでも,子供たちは波打ち際で砂遊び。
「明日もまた来るー!」とのこと。
この辺は他にもビーチがいっぱいあるよ。
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