2011年1月11日火曜日

ホバート其の壱

さて,タスマニアはホバートの実質的 1 日目。今日は,情報収集と港周辺の散策。

まず,観光案内所へ行き,Penitentiary Chapel で夜行なわれているゴーストツアーに今夜参加するべくブッキング。さらに明日の午前,カスケード醸造所のブルワリーツアーも予約してもらった。カスケードまでは路線バスで行こうと思っていたところ,時刻表をくれて,乗り場の説明もしてくれた。市内から 4km 弱くらいなので,歩けない距離でもなさそうだが。

観光案内所のすぐ横には,Lark Distillery という蒸留酒の醸造所が経営するバーがあって,簡単な展示とテイスティングができた。ここで出しているシングルモルトウィスキーやラム,ジン,ウォッカ,果実酒まで 11 種類すべてをテイスティングして 10 ドル。バーの兄ちゃんが丁寧に説明してくれ,質問にも答えてくれて,なかなか良いスポット。観光ガイドにはあまり載っていないと思うが,酒呑みには堪えられない。


午後は海事博物館を覗いたり,港沿いのお土産屋などをぶらぶら。タスマニア博物館は明日ガイドツアーがあるということで,明日に回した。

夕食は,海に面したシーフードレストランで Blue Eye のグリルを。日本ではほとんど口にできない魚だと思うが,オーストラリアでは比較的ポピュラー。白身だが,程よく脂ものっていて美味。タスマニア産のシャルドネと合わせた。


ここは,やはり昨日までいたケアンズとは別世界。ウマい魚とビール,ワイン,ウィスキーといった地酒。緯度を考えても,ここは北海道だね。明日はぜひシャケ(…サーモンね)を食べてみようと思う。ちなみに,宿泊しているホテル (Mid City) のすぐ向かいに New Sydney Hotel というパブがあって,ここも地元の地ビールをタップで数多く呑める。そんなこと知らずにホテルを予約したんだが,普段の行ないがいいのか,酒場が僕を呼んでいたのか,とにもかくにも,ツイていた。

そうそう,夜のゴーストツアーの話。Penitentiary Chapel というのは監獄と囚人用のチャペル,それに裁判所があったところで,昼と夜のガイドツアーでのみ,内部を見学できるというところ。昼は 8 ドル,夜は 10 ドルで,夜はガイドによる「怖い話」つきというような感じ。内部は興味深かったが,肝心のガイドの話の方は,あんまり怖くなくて,ちょい期待外れ。もし,稲川淳二がガイドだったら,満喫できたのに(←仮定法を用いて英訳してみよ)。一緒に参加した家族連れのおばちゃんの悲鳴の方がよっぽどドッキリした。

今日は天気も悪く,比較的のんびりと街を歩いたが,明日は午前も午後も盛りだくさんの予定。早く寝よう。

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