今日,同じアパートに住む日本人の女性研究者と知り合いになりました。彼女の誘いで,市内からトラムで 40 分ほどの郊外にある Box Hill という小さな町で行なわれていた日本人協会が主催するお祭り「ジャパンフェスティバル」を覗きに行きました。今日は夜スペイン映画祭で映画を 2 本見るだけだったので,昼間は美術館でも巡ろうかと思っていたので,ちょうどよかった。
で,お祭りですが,すごい人だったねぇ。もちろん,日本人とか日系の人は多いんだけど,オーストラリア人もかなりの数いたね。ステージで剣道の演武とか,太鼓や三味線をやってたりとか,囲碁や将棋教室をやってたりとか,折り紙教室とか,生け花とか盆栽の展示とか,外では,焼き鳥やら団子やら,竹馬教室やら....ってことで和風なイベント盛りだくさんでした。まぁ,地方の公民館とかであるお祭りに雰囲気は似てましたね。ウチの近所の教育センターのお祭りとかね(すいません,ローカルすぎますな)。ちょっと,外国人が多いかな?くらいな感じね。あたりまえだけどね。教育センターで外国人はほとんど見ないからね(だからローカルすぎるってな)。
さて,その後,彼女とパブで一杯飲ってから別れ,僕は映画を見に行きました。映画はねぇ,今日はハズレだったね。1 本目は "Mataharis" って映画で,マタ・ハリの映画ではなく,現代劇で女性の私立探偵の話。探偵ものってことで食いついたんだが,思ってたんと違った。私立探偵が他人の生活を調べているのに,自分の私生活に気付かない,というような女性の内面を描いた映画だった。着眼点もできも悪くはないと思うが,僕の求めていたものではなかった。2 本目は論外。"Spanish Movie" というお下劣おバカムービーでした。そうねぇ,スペイン版 Naked Gun ですかね。レスリー・ニールセンもゲスト出演してたしねぇ。こんなモンに金払ったのが激しく悔やまれました。
というわけで,うさ晴らしに映画館近くの European Bier Cafe で一杯やって帰りました。その店では,クイーンズランドから来たという親子に話しかけられ,オヤジが呑んでたカンパリロックを「美味いから一口呑め」とか言って呑まされた。俺はビール呑みに来たんだっつうのに。で,名前は何て言うんだっていうから,「テツヤ」だって言ったら,やっぱりうまく発音できない感じだったんで,「シドニーに Tetsuya's ってジャパニーズレストランがあるらしいぞ」と言ってみた(このシークエンスわからない人はここを参照。)。そしたら,「しらねー」って一言総括されたよ。呑んべえのオヤジはそんなシャレた店には行かないよな。違うシチュエーションで試さないとダメだよな。
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