2010年11月19日金曜日

反主流?

今日の夕方もジョギングをして,シャワーを浴びて,風呂上がり,タイガースのイエローメッシュジャージと短パンという出で立ちでダイニングルームで食事をしていた。

すると,同じアパートの M 先生ご一家が現れ,奥様が

「小嶋先生,阪神ファンなんですか?」

と…えぇ,えぇ,そうなんですよ。

しかし,よくよく考えると子供のころからだから,もう 30 年以上になるよなぁ。それなりに年季が入っていると言えよう。

僕が子供の頃は,当然のように,ハムもコンサも(レラカムイも…)ないわけで,北海道はプロスポーツ不毛の地だったわけです。J リーグもなけりゃ,BS 放送なんてものもないから,プロスポーツ中継と言えば,相撲,プロレス,ボクシングに巨人戦くらいなもんだったろう。あ,当時はボウリングなんてのも中継あったか?良く覚えてないや。

だから普通は巨人ファンが多いわけ。日本の他の地方でも同じような土壌のところは多かったろう。

ところがだ。我が家は,両親,祖父母全員アンチ巨人だった。巨人さえ負ければ,我が家はハッピーってなもんだ。そんなところで巨人ファンの子供が育つわけがない。何というか…ある意味,極めてオルタナティヴな環境で育ったわけだ。

まぁ,この姿勢は野球だけに限らず,モノの見方というか思想的な意味でも深い影響があったと思うね。今,思えば,それはそれで良いことだったと思うし,そういう環境には感謝もしている。

ただ,こういう影響って世代を超えるごとに濃くなる傾向もあるだろうから,ときどき,自分の行動とか言動には気をつけた方がいいかなぁ?と思うこともあるんだけどね。

だけど,あれだよなぁ…関西だとタイガースはアピアランス的には超メジャーなわけで(サンテレビさまさま),他の地域とは一線を画すわけだけど,スピリットとしてはどうも反主流の臭いが抜けないよなぁ。優勝しても,いくら首位争いしてもそうなんだよねぇ。古い話だが,ムッシュよっさんも

「一丸となってチャレンジャー精神で」

なんつってたしなぁ。何でかなぁ?まぁ,それはそれでいいんだけどね。

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