2011年1月14日金曜日

ローンセストン

昨日はホバートから長距離バスで北部の小さな町ローンセストンに移動。昼過ぎに着いたが,午後,タマー川(多摩川ではない… Tamar River ね)とカタラクト渓谷のクルーズに参加。渓谷は街の中心から歩いても行けるらしいが,街から歩いて 15 ~ 20 分の距離にこんな自然があることが驚き。


クルーズでは地元のビールやワインのテイスティングもできて,満足度は高かった。

一方,今日は朝からひどい雨。しかし,昨日ブッキングしてしまったタスマニア動物園へのツアーに出かけた。リーフレットなどを見る限りはわからなかったが,ここは動物園というか,かなり個人経営に近い匂いのするワイルドライフパーク。しかし,タスマニアンデビルを見ることができたし,デビルとリトルペンギンの餌やりも見られた。


しかし,土砂降りに近い雨で傘をさしての見学になったのと,雨で来場者もほとんどいなかったので,かなり寂しい感じではあった。

午後は市内に戻り,ローンセストンにある James Boag ブルワリーの工場見学。約 1 時間の工場見学の後,4 種のオリジナルビールと 4 種のタスマニア産チーズのテイスティングがあった。ビールとチーズのマッチングも考えられていてなかなか GOOD。ここはタスマニアの 2 大ブルワリーの一つなので,ビールそのものは,国内のどこでも呑めると思っていたが,Wizard Smith's Ale というエールは特別だった。ホップの華やかな香りと苦みに加え,モルトの甘みも十分に感じられる逸品。イングランド産のホップということだが,カスケードをふんだんに使ったアメリカンペールを彷彿とさせるような傑作だ。


こういうのがどうして日本の大手ブルワリーにはできないんだろうね。

短いローンセストン滞在は悪天候に見舞われてしまった。夕方,再びバスに乗り,メルボルンへ向かう海の玄関口,デボンポートに移動。明日一日ここで過ごして,日曜日にメルボルンに帰る予定。

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