2010年7月8日木曜日

インド人もがっかり

今夜は "The Waiting City" という映画の試写会に行ってきました。監督と主演俳優が Q&A セッションに来るっていうので何となく興味があってね。この映画はオーストラリア初の 100% インドロケ映画(そのことの意義についてはよくわからないけど)ということで話題を集めています。物語は,あるオーストラリアのカップルが養子縁組したインド人の少女を迎えに行く話。

で,このカップルが二人揃って人間的に未熟っていうか,見ててだんだん腹が立ってくる感じで,全然感情移入できなかった。そもそも,物語の設定そのものに無理があるような気がして…なら見に行くなよって感じではあるんだけどね。で,いろんな出来事からこの 2 人が成長していくような話なのかなぁ~と思って見てたら,何かそれも中途半端。インド人の歌と踊りは楽しめましたが。

どうやら,まず,インドで撮ることが前提で,後から物語をこじつけたような気がする。これじゃガンジス河に浮かんだインド人も浮かばれないよぉ。

有料試写だったので,ちょい懐が痛い…

ちなみに,先週見た "The Hedgehog" の原作本を本屋で発見し,購入。少しずつ読み進めようと思っています。

あ,そうそう今日やっと周さん(なんども言うけど,炎の料理人じゃないよ)とディスカッションできました。やっぱり,違う視点から見ると意外なコメントや質問が来るもんだ。勉強になりました。僕は今,系列の応用という視点で研究を進めているけど,彼は系列の生成そのものを研究していて,応用はほとんど考えたことがないって言ってたので,僕にとっても彼にとっても有意義だったんじゃないかな。少なくとも僕は自分の研究を広げる「のりしろ」についていくつか漠然と考えていたことが少し確認できました。

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